制作年

平成4年(1992)頃  大画仙紙(6尺) 1805×970  額装 

1992年高等女学校38回生卒業50周年記念品として寄贈

作品について

 「花吹雪 一心不亂は いまも好き」     ゆき子

作者の岡崎ゆき子は豊橋を代表する著名な書家および俳人である。この作品は岡崎氏が詠まれた俳句を自ら大書した作品で、高等女学校38回生が卒業50周年を記念して本校に寄贈した。かつて、図書館の玄関に設置されており、「豊橋高女第38回卒業生一同 卒業50周年記念寄贈 平成4年6月」と刻まれた金属プレートが添付されていた。

創立120周年記念美術展(2022.5.24~29)於:豊橋市美術博物館出品。

作者について

岡崎 ゆき子(おかざき ゆきこ)  高女38回(昭和17年3月卒)

豊橋を代表する著名な書家および俳人。「限界への挑戦」は岡崎ゆき子氏の揮毫。1952年、金子?亭氏(1990年文化勲章受章)に師事、近代詩文書の指導を受ける。65年日展に初入選し6回の入選を果たす。69年毎日書道展「毎日賞」受賞のほか、中日書道展「中日特別賞」を受賞するなど、50年余に及び歴史と伝統のある書道展に意欲的に出展するとともに、後年は各書道会等の評議員・審査員の要職を務め、書道の普及発展に尽力した。また、後進の指導にも情熱を注ぎ、65年雪?書道会を創立主宰、以後40年間に多くの門人の指導育成と近代詩文書の普及に努め、地域を代表する女性書家として地域文化の振興に寄与した。一方、俳句を48年太田鴻村、56年加藤楸邨に師事、「林苑」及び「寒雷」同人として多数の作品を発表し3冊の句集を発刊。書家及び俳人として地域文化振興に大いに貢献した。平成19年度豊橋文化賞受賞。