制作年

平成30年(2018) 900×2106 キャンバス 油彩 額装 

2018年寄贈  職員室前廊下展示

作品について

市内のギャラリーで開催された自身の作品展に出品された代表作の一つ。幅2メートルを有に超える大作である。かつての漆黒の闇に浮かぶ人面マンダラを連想させる一連の作風からは大きく変貌して抽象性を増している。制作を重ねていく中であたかも絵画そのものも独自に進化・変貌し昇華を遂げていくようだ。

作者について

井上 雅文(いのうえ まさふみ) 東26回(昭和49年3月卒)

1954年豊川生まれ。1976年独立展入選、以降`82年まで出品、1978年大阪芸術大学卒業(松井ゼミ賞受賞)、1980年ポリフォニー展(日本画廊/東京/以後1985年まで出品)、82年第4回中日展(日本画部中日大賞受賞)、豊橋市美術博物館作品買上、独立美術協会会友推挙、84年個展フォルムギャラリー(豊橋)以後毎年、86年若き精鋭展(豊川文化会館)、89年詩集「異郷の鐘」林俊一著表紙絵制作、90年東三、河の作家たち(愛知県芸術文化センター)、91年4様の顔(ギャラリーオー/大阪)、93年中日展受賞作家展(名古屋市博物館)、95年HONINNTEN世紀末5EXHIBITION(桜ヶ丘ミュージアム/豊川)、97年現代作家美術展(ボナール/浜松)、2000年個展(朝日画廊、砂丘亭/豊橋)、03年今個性がとらえる形と色展(比良美術館/滋賀)、05年東海の華 不屈の日本画展(新潟市美術館)、08年個展(目白千種画廊/東京)、その他個展グループ展多数。いのうえ児童画教室主宰、愛知県豊橋市在住。